[2002.02.02]
  未来には,要らない


 ▼Back Talk:今なお待たれるWindowsの代替製品(ZDNetエンタープライズ)
  http://www.zdnet.co.jp/enterprise/0202/01/02020188.html


 誰も(たぶん世界中の誰一人も)予想しないチームが勝ち上がってくることもある。誰も勝てると思っていないチームが勝ち残っていることもある。未来に予測は要らない。未来に理由は要らない。

 ウインドウズに代わる代替製品の必要性はこれまで以上に高まっている。リナックスは,ウインドウズキラーとしての可能性が宣伝されてきたが,アプリケーション面でのサポートが弱点となっている。ワインプロジェクトがそれほど進んでいないのをみると,リンドウズもすぐに乗り換えが起こることはないだろう。ならば,アップル社のマックOS Xにはチャンスがある。

 ウインドウズの肥え太った市場がしぼんでいくとしたら(過去記事),その代わりとなるものがなければならない。では,それは,なにか? ASCII24の記事のIEやワードが動いているリンドウズのキャプチャ画像はなかなかゾクゾクさせる。ハードもソフトも捨てずに乗り換えられるリンドウズは,やっぱり候補の筆頭かもしれない。だが,マックOS Xの,幅の広さ(ユニックスが土台であること,初心者でも安心できること,プログラムの多様さ(TidBITSの記事))は,確実にそれに勝っている。

 誰もウインドウズが消え去るとは今は思ってない。みんながリナックスやマックOSを使うようになることなど,絵空事以上のことと思える。だが,今週末のスーパーボールにニューイングランド・ペイトリオッツが出てきたことを考えると,なにかが起きてもおかしくないと考えてしまう。ペイトリオッツはシーズン前にはほとんどの人が最下位と予想し,次の試合は負けるだろうと予想され続けているのに,最後まで勝ち残ってしまった摩訶不思議なチームだ。前回の試合ではチームを引っ張ってきたシンデレラ的な存在のエースが負傷で退場しても勝ってしまった。予想できない未来は起こる。いや,今のMSは,それを加速させているようにもみえるが…。


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